利権狙いの意図

裏社会も関与している

こうした被災者支援を始めとした復興予算の扱われ方に問題があるのはいうまでもない。政府としての機能が汎用していないのかも分かるところだ、ただそれ以上に被災地で案役をしている存在がいる、それは暴力団などの裏社会に属している勢力が、利権を目的に被災地で暗躍していたことも確認されている。話の発端としては震災が起こってから半年後となる9月の事、日本最大の暴力団として知られている山口組が復興支援を行っているとした情報も出ていた。それは他の組織も同様に動いており、この機会に自分達のしのぎを削る争いを繰り広げていたという。こうも迅速な動きを見せることが出来た理由として、90年代中盤に起きた阪神・淡路大震災における復興ビジネスにも関与してからだという。その時にも潤沢な利権を獲得する事がで来たいとして、今回も裏社会として復興に託けて儲けようとする動きが強く、あわよくばと考えていたと言われている。

そんな中で被災地の避難所にて、現金の入った封筒を避難民に配り歩いているといった人がいたという噂が出回っていたという。どう考えてもいかがわしいのだが、それもやはり暴力団としての手順だった。本格的な都市整備が始まればいくらでも介入できるようにするため、まずは住民達に取り入るための一貫だったという。あの手この手でやり方を考えているらしいが、阪神・淡路大震災の時とは違って、外部から来た暴力団からしてみればあまり得をする話ではないと考えられている識者もいるとのこと。

何故そのようにいえるのかというと、元々閉鎖的な土地柄だったこともあって利権関係は自治体や代議士なども絡んでいて硬直的とする見方があり、そこへ乱入するにも一筋縄ではいかないという。確かに復興予算は莫大な金額となっており、さらにその大半が流用されている事を考えれば、やはり何かしらの動きが関与している事は言うまでもない。それが暴力団によるものかは定かではないが、関係しているものもあるだろう。その中でも特にお金の流れが一番大きいのが都市整備に関係する事業だ、地元の建築業者などを懐柔することによってたんまりと稼ごうという算段を立てている。ただそれも利権が既に地元で構築されているとしたら、話は難航する。そんな時に暴力団が目を付けるのが『貧困ビジネス』というものだった。

義援金をターゲットにしたビジネス

被災地において暴力団が目を付けたのが貧困ビジネスとなっている、これは震災によって肉親などを亡くした生活困窮者が多くいる中で、政府などから支給される義援金などを搾取することを目的とした動きだ。聴いた事がある人も要るだろう、ただ元々の貧困ビジネスとしては悪徳弁護士が暴力団と結託して被災者に生活保護を申請させることによっていくらかプールさせることによってビジネスとするやり方が一例となっている、もはや考えたくもない展開となっている。中には生活に困った女性に売春を斡旋する動きもあり、被災地において見え隠れする闇が大いに渦巻いていると言われている。

またこれ以外の貧困ビジネスとして考えられる事は、震災によって亡くなった、もしくは行方不明者として計上された人の中には人身売買、または臓器売買といったものへと利用されている可能性も有ると、専門家は分析している。自分達の肉親が震災によって亡くなったと思っていたが、実は暴力団に拉致されて人身売買、もしくは臓器移植を目的として拉致されたかもしれないなど、こちらもなるべくなら知りたくはない事実だ。

だが社会の闇は非常にくらい、普段の生活で知りえている部分はほんの一部にしか過ぎず、この日本という国の根底にて根付いている暗闇を知る事はほぼ死と同義していいだろう。知らない世界をのぞくことに越したことはない、だが被災地にいる人々はその闇に飲み込まれようとしていると考えるとその危険性は計り知れない。

見分けることはほぼ不可能

無論警察としてもそうした暴力団の動きを手を拱いて見ているだけというわけではないが、一見すると企業の一環となっていることもあって関係性を見抜くことはほぼ不可能と言われている。金儲けのためなら何でもやるとする動きだからこその暴力団だが、一部の現場ではそんな暴力団の活動を黙認しているといった例もある。それは放射能によって汚染された瓦礫の撤去作業といった、福島第一原子力発電所にて発生した事故による、放射能汚染に関連した事業だ。

基本的に従業員の安全を考えて一般企業は通常なら介入しようと思わないが、暴力団としては復興予算の一部も支給されることを考えれば進んで撤去作業に乗り出す動きもある。これによって暴力団の行いが非道という風に捉えられるだろうか、むしろ必要悪としてみるべきだとしてわかっていながら見なかったことにする現場もあるという。だがそれでも資金が裏社会に流れることは防ぎたいとする警察関係者の意見もある、だが彼らを完全に排除すればそれだけ現場で混乱をきたすことになるとも言われている。目的こそ違えど、過程においては共通しているところが歯痒いといえる。反社会組織では有るが、している事は被災地として助かっていることを考えると、まだ大雪りばぁねっとのような私利私欲のためにうむさぼっている連中よりかはましだといえる。ただそれでも血税から搾り出された復興予算が裏社会で利用されることだけは止めてもらいたい、そう感じるところだ。

心をひとつに!つながろう日本!

東日本大震災から見る復興支援の実態